株式会社中村農園

レポート・球根情報



驚くべき南半球産LAの生育スピード!!!(2007/10/10)

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

9月13日、弊社試験農場にて定植致しました2007年ニュージーランド産球根及び2006年オランダ産球根の試験栽培(対照区)について報告いたします。
(添付しています写真をご参照下さい。)

南半球産のLAの試験栽培は今回が初めてで、その生育スピードに驚いています。定植から30日足らずで(品種によっては)すでに分枝を始め、蕾を膨らまそうとしています。NZ産の生育は(同日に定植した)オランダ産に比べむしろ早いくらいで、元気に成長しています。リン付、草丈ともオランダ産に勝るとも劣らない上、スピードも早い南半球産球根は、夏以降の栽培に大変有効と思われます。(冷凍賃も節約できますね…。)

弊社ホームページでも随時報告いたしますが、ぜひこの機会にご来園いただけると幸いです。

クープレット/ 14-16

<07NZ産> <06オ産>
平均リン数 草 丈 状 態
07NZ産 60~80 ほとんどが分枝を始めており、枝分かれを確認することができる。
06オ産(冷凍球) 4・5 55~75 NL産は分枝直前状態で、SH産に比べ2・3日状態が遅い。

 

ビゼー/ 14-16

<07NZ産> <06オ産>
平均リン数 草丈 状態
07NZ産 55~75 分枝の直前で、枝が見え隠れしている。
06オ産(冷凍球) 40~65 蕾がやっと見えている状態。

 

ダズル/ 14-16

<07NZ産> <06オ産>
平均リン数 草丈 状態
07NZ産 55~75 分枝の直前で、枝が見え隠れしている。
06オ産(冷凍球) 40~65 蕾がやっと見えている状態。

 

ロイヤルトリニティー/ 14-16

<07NZ産> <06オ産>
平均リン数 草丈 状態
07NZ産 3~5 70~90 分枝が始まっており、蕾も大きくなり始め、枝もしっかりと見ることができる。
06オ産(冷凍球) 3~5 60~80 リン数が確認できる程度。