株式会社中村農園

レポート・球根情報



第3回花卉市場・JFTA懇談会(2006/2/25)

中村農園レポート:2006年2月25日

中村 裕司

毎度お世話になっております。
2006年2月17日、東京・大田花き会議室にて花卉市場代表とJFTAの懇談会を開催しました。参加市場は今回拡大され、大田花き、FAJ、世田谷、東日本板橋、名古屋花き、ヤマエ、なにわ、西日本、福岡の9市場でした。

JFTA側からは最近の球根及び切花の輸入動向を報告。特に百合球根の輸入は昨年オ産14800万球(一昨年16100万球)に減少、一方SH産は2000万球(一昨年1600万球)と増加し、オ産の一部がSH産に置きかわっている。但し、合計輸入球数は16800万球(一昨年17700万球)とやや減少傾向にある事を説明。当社からは、先頃のNZ・チリ出張報告と、4~5月出荷で市場の期待に応え、計画生産するためには、1月定植分を、よりオ産からSH産に変更していく必要がある事を説明。

切花輸入では、キク、バラ、カーネーション等は依然年々増加傾向。百合は04年にかなり増加(962万本)したが、国内の異常気象が要因と思われ、05年には減少(797万本)し、落ちつきを取り戻した。しかし、今後も高品質安定生産を確保しつつ、コストダウンも必要との認識を示しました。

市場側からは、全社共通にチューリップが減り続けているもののなかなか思ったような値がつかず、需要を押し上げる何かが必要(世田谷)、暖房した部屋には向かない事を消費者に伝える努力(西日本)等の意見が出ました。

スカシも年々減少傾向で、節季にも必要量が確保しづらくなりつつあり、「絶滅の危機!!」(FAJ)、産地に注文生産してもらっている状態(大田)、スカシは百合の基本で、産地作りを再構築する必要(なにわ)との事で、スカシ復活に大きな期待が寄せられました。

一方、LAはスカシの減少を補う形で増加傾向にあり、LAらしいLAならばスカシより平均20円程度高値で売る事ができ、切花生産者の収益性が期待できる(福岡)。

オリエンタルについては数量・価格ともほぼ前年並を維持できており、基本的には、良い物を国産でまかないたい(東日本板橋)が、良い品物を求めて産地の入れかえを行なった(ヤマエ)、量販店が市場を通じ輸入も使い始め、輸入に対する抵抗感は薄れつつある(世田谷)との意見も聞かれました。又、小売店は近年パワー不足で、本当に必要な量しか買わず、葬儀需要と量販店の伸びが需要を支えている。量販店は仕入れ単価から物を探すので、品質が良ければ3-4Fで短花首のものは十分売れる(名古屋花き)との事。

ミスリリー・プロモーションについては、年毎に効果が高まっており、「ウィルケアルベルティー」を銘柄指定で注文(大田)があったり、又、昨年のレディピンクは、景気回復に伴って薄いピンクの需要が高まりつつあり、良い選択だった(なにわ)との事。今年も薄ピンクは人気のようです。

4月12日オランダ大使館の会場を飾るのは球根供給から考えて、リアルト、コンスタンタ、カサブランカ、シベリア等々になるにしても、ポスターに去年のように数品種(マルコポーロ、ティアラ、ウィルケアルベルティー、シーラ)別枠で取り上げるのか、否か、今後検討が必要と思われます。また、受賞候補者として、エレガントな超大物女優さんの名前が挙がっており、今から楽しみです。

又、本年10月19日~21日幕張メッセで開催する第3回東京国際フラワーEXPO(IFEX)には、JFTAでブースを持ち、国産の高品質オリエンタルをアピール致します。皆様のご協力をお願い致します。

以上