株式会社中村農園

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金利上昇でも円独歩安(2007/6/5)

中村 裕司

国内の金利上昇傾向にもかかわらず円相場は上昇するどころか全面安になっています。6月に入り、円は主要通貨に対し軒並み下落、1ドル=122円台、1ユーロ=164円台(TTSでは165円台)となりました。
日本経済新聞は2007年6月2日付で「金利上昇でも円独歩安」との見出しで、以下のように報じました。
日本の長期金利上昇傾向について外為市場は「世界的な金利上昇につられたもので円独自の材料によるものではない。」(みずほコーポレート銀行)長期金利の上昇は欧米が先行し、日本は後追い。日本と外国の金利差は縮まっておらず、横ばい。金利差が変わらなければ、低金利の円を買う理由はない。
しかも「仮に日銀が8-9月ごろに利上げをしたとしても政策金利は0.75%と(諸外国と比べ依然として非常に)低い。その後の利上げペースも緩やかとみて」(日興シティーグループ) 円買いは長続きしないと見切っている。
むしろ日経平均株価が上昇し18,000円台の大台に乗り、手元資金に余裕ができた投資家は為替リスクを負っても利回りの高い海外の金融資金に投資しやすくなる。
バークレイズ銀行の梅本氏は「日本の経済指標は弱く、政局も不安定。投資資金の海外流出が続き、円が全般的に弱い傾向は変わらない」としている。
一体この先どうなってしまうのでしょう。国内の切花価格の(大幅な)上昇が望めない今日、これ以上ひどいユーロ高、円安となると、輸入球根は切花用の原材料として厳しいものになってしまうのですが…!?